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kindle『まだ旅の中 香港・マカオ、台南』表紙の構図考

もとにした資料写真と出来上がりの絵。

まんまトレース気まんまんなのでネットからのものは使えないので友だちから提供してもらった。実際の写真は香港。このあたりの時期の写真は間違って消してしまったので旅の友人たちがたくさんいて助かった。Thank you

下から見上げてる感じにしたく、上部分にパースをかける。強引に2点透視図法。手前の大きい看板、「香港水果実」って果物屋と「台南酒楼」(見切れて読めない)を加えて、遠近感だす。そんなものは現実には存在しない。あんのかな?ここは、香港と台南の両方ですって意味。(見切れて読めないけどな)
実際の写真の芋屋は茶色っぽいので、カラフルな南国屋に変更。写真の花屋も豆問屋に変更。

人物が物語の中にいざなう案内人。背景の色の彩度を落とし、人物は彩度高く。人物をめだたせるのと、彩度の低い風景=過去、人物=現代。人物は過去と現実をコネクトする役割。集中線とアイレベルの交わるところに人物の目。画面の向こうから目線が合う。振り返るポーズは、画面の向こうから「おいでよ」って言ってる。アイレベルを斜めにして動きをだし、不安定感を与え、現実世界から中に連れてくる誘導催眠効果。(わりと嘘)
タイトルも集中線に合わせて変形させる。字なんて絵の一部
文字を見切れさせて画面の外にも世界の広がり。
パース勉強しよう。本持ってるけど読んでない。

kindle『まだ旅の中 香港・マカオ、台南』amazon.co.jp/dp/B09DCH2LRN/


皮算用と創造

Wax apple
京都への引っ越し費用にしようと思ってたけど、今回のキンドルが今のところ売れない。前回フライング打ち上げ京都旅行してしまったのでやべー。

★移住したい理由  

・みっちりした都会の知らない道は散歩するだけで多くの情報が自動的にインストールされ、新しいクリエイティブへの刺激になる。(事実)今は閑散とした田舎在住。

・旅行にいけないので、もっとも日本で海外を感じる京都に住まう。パリで暮らすより、難易度低い。海外旅行できるようになったら海外に行っちゃうので、今しかできない。

・京都住んでみたコンテンツ作れるかも。
既刊では、京都が最速で売れた。一定の京都好き層がいる。

★対策

・作るの辛かった→作り方、もしくは新たな創作の方向性の模索。何を作るかって時点から創作ははじまっている。

・売れなかった→別の収入を確保。(わたしも現実世界で生きている生命体だから)

・別のイラスト業務の開拓。
・京都で私でも出来そうなのは和菓子工場で栗むきのバイト。(こういうのは時間稼ぎにしかならないけど、時間稼ぎになる)
・生活コストを抑える。(治療費がかからないように、健康診断、歯科検診をまめに受けるとかね)

★問題点
・都内だと出版社内でイラスト業務とか、ピンポイントで出来そうなのは割とあるが、地方に行くとあんまりない。
ただコロナ的に通いたくないのでオンライン希望ゆえ、今はどこいても同じかも。

・和菓子工場とかも存在するので、足りなくなったら栗むくバイトする。延々と同じ作業的なのはできる。(店員は私のスペック的に難易度高すぎてできない)

★売れない理由考える

Kindle自体がよくないのでは↓
・他の人の本は売れてるのでこれはない

質が劣るのか↓
・私の既刊に比べコンテンツの質の差ないと思う。

異国ものは今いけないからリアリティーがないのか↓
・他の人の本は売れている。

宣伝がいまいち↓
SNS弱いしな。ただ、Amazonで上位に行くことが最も宣伝になる。Amazon、よろしくお願いします。

表紙地味↓
気に入って入るけど暗いかも。

★★
問題が起こると、それ以外の道を考え、新たなルートが生まれて何かが発生する。そうやって人類は創造し、進化してきたのだ。

kindle『まだ旅の中 香港・マカオ、台南』
amazon.co.jp/dp/B09DCH2LRN/


Kindleの作り方 コンテンツ編

毎回作り方を変えているので、忘れないうちに今回のKindle『まだ旅の中』のコンテンツのつくりかたを書いておく。今回は元にした古い絵日記があったのでそれにエピソードを付け足した形。

新しい旅行で旅行記を作る場合、旅行の途中で、ネタになりそうなことをメモしておく。良さそうなエピソードが3つくらいあれば、これはひとつ作れるな〜と思う。

1 話作り

パソコンのメモ帳に、テキストで物語を書く。実際描く文章、セリフを書く。もしくはスマホアプリのSpeechy を使い口頭でしゃべったのを直接テキストにする。文章を簡潔にしたりとかは後まわしでひたすらどんどん書いていく。

自分への健忘録として、文字の振り仮名は()のなかにいれている。後の作業が楽だから。絵柄はこうしたいとかもメモしとく。次のページをめくる動機付けになるような場面があれば、コマを切り替えのマークを入れておく↓

ーーーーー

こんなのを入れとく。

かかる日数

三日くらい。やる気があれば、もっと短いかも。

書き終わったら、1日おいて見返して省いたり、文字を減らしたり構成を入れ替えたり。

一番楽しい作業。

2 画面構成

メモ帳をプリントアウトする。ハサミとノリを用意。

コマ割り、ざっくりとした絵をB5くらいの紙に描く。ある程度構図や表情わかるように描くと3のときに楽。

セリフを貼っていく。

セリフを手で書かないのは単に文字を書くのがめんどくさいから。

わかりにくいところに省いたり、思い出したエピソードいれたり(手描きだと思いついたりすることが多いので)、読みやすいように構成を入れ替えたり修正追加もここでする。

割と集中しないとできない。

かかる日数

4日間

3作画

Clipstudio で2で作ったコマ割りを元にひたすら描いてく。

資料がなければ、資料募集したり。探す。

さらにここでも、構成いれかえたり、文言修正。

YouTubeとか、Amazon primeみながらだと、集中できなく時間かかる。けれどあまりにも退屈なので、こういう絵にしようって頭の中できめたら、アマプラを再生。(画面見ずに音だけ)また考える場面になったら、止める、決まったら再生というふうにまめにオンオフ。3分おきに再生、静止を繰り返す。やっぱ見ない方が時間かからなそう。

終わったら、プリントアウトして、さらに構成いれかえたり、文言修正。

ここが終わったら山場は終わり、すでに打ち上げ気分になっている。

かかる日数

ひたすら退屈な1ヶ月(つらい)

4塗り絵

色パレットを作り、色塗ってく。

Amazon prime見ながらでもYouTubeみながらでもzoomで喋りながらでもできる。

かかる日数

1週間

友人たちにお礼だと偽り、出来上がったのを見てもらい、文字校正してもらう。その隙に↓

5表紙作る

引きが強い表紙考える。(デザイン苦手)

かかる日数

一日

6 Amazonにアップ作業

具体的なアップ作業はこちら

かかる日数

半日

7 宣伝

各種SNSで宣伝

Amazonの著者ページのプロフィール、本棚に追加。

かかる日数 

適宜。

おまけ

並行して息抜きがてら、あとがきをなんとなく使っとく。

写真あったら入れようかなとか考えたり。

Amazonに載せる紹介文考えたり。

修正箇所見つかったときのために、一週間くらいはパソコン持ち歩くことに。(重篤なミスはすぐ対応したく)

1〜2までは外でも旅先でもできる。この隙に外へ出て作業したり。

3の作画はとにかく長く座ってるので、カスタマイズされた自分の椅子と机で描きたいのもあり、家で。大体煮詰まってくる。連載漫画家すごいよね…尊敬する。

だいたい1ヶ月半くらいかかってるけど、もっと短くできるのでは…特に作画。ほとんど動画見てるじゃん…。

毎回作り方を変えてるというのは、どうやって作るのがベストかなって毎度模索して試している。実験好きなので。

ベルホヤンスクは、全部頭の中で細かいとこまで構成を考えてから全部一気に1日くらいで手描きで描いた。ロシアのサンクトペテルブルクで…それまで、全部こうやって書いていた。

鉛筆描きのまま内輪で見せて、その後、Kindle出そうかと思い、そのままトレースしてHigh-techCの五ミリでペン入れで出した。

レイルヨーロッパは、ピカソ美術館を集めたガイドブックが日本に存在しなかったので、同じことをしたい人のためにガイドブックにもなるように資料として正確に書こうとした。

構成を入れ替えたりし出したのはマレー半島から。読者にとって楽しんでもらおうとエンタメを意識しだした。

改ページを意識したのは、中国少数民族から。ページめくり表現のギミックいれたくて。

あと中国までは、手描きの絵で色だけデジタルで描いてた。その後フルデジタルに移行。

本当はデジタルより手描きのほうが、いろいろ発想もでてくるしいいけど(手描きっていろいろイマジネーション広がるよね?)筆圧が強いので、腱鞘炎的に手が痛くなるのと。修正の手間と色塗りの手間がかかるのでその後フルデジタルに移行。

余談だけど、今回古い旅の話だったことと、前にパソコン移行した時に、デジタル写真を誤って捨ててしまったのが多数で、手元に資料がほとんどなく友人の古い写真をもらったりと手間がかかった。ここの写真があったらなぁと強く思ったのと、かつ一部残った写真のデジタル一眼の写真の綺麗さに驚いたので、旅行が始まったら最安のデジタル一眼を買って写真をたくさん撮ろうと思います。

そんなふうに作られた、『まだ旅の中 香港・マカオ、台南』よろしくお願いします!


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